泣き顔フライデーナイト



「はーぁ……ふふ、本当に告白したことある?」



今度は意地の悪い笑みを浮かべる桂木に、うぐっと言葉を詰まらせる私。


あ、あるよ?
あるに決まってるじゃん。

毎週金曜日、色んな男子に告白してきたんだから。



「アンタ、俺のこと好きなんでしょ?」

「すっ……はぁ!?何言ってんのっ?」



何で恥ずかしげもなくそんなこと聞けるの!




「え。違う?」

「や、ぅ、その……」



ズサっと、音を立てて私は一歩後ろへ下がる。

すると、桂木はベンチから立ち上がった。




「俺に彼女がいたら、諦めるって言ったじゃん?」

「あ、ちょ、」

「振られたらお菓子やけ食いするとも言ってたね」