泣き顔フライデーナイト



***


コンビニから少し歩いた小さな公園で、

私と桂木はベンチに座っていた。


すぐ隣に、桂木がいる。


合コンの時も思ったけど……すぐ近くにいられるのは慣れない。



「ば、バイトは」

「早退させてもらった」



さらり、そう言ってのける桂木。


公園にある時計は夜の6時半を少し過ぎたあたりを指していた。




「じゃあ、はい」

「え?」

「さっきの続き、どーぞ」

「はっ!?」




バッと、思わずその場から立ち上がる。


つ、続きって言われても……!



「も、もう終わった、し……」



そう言うと、「マジか」と可笑しそうに笑う。

そんな桂木に少しムッとした。