隣に座ってきた1人の男子に、思わずビクッと肩を揺らした。
そんな私の反応を見て、ニヤニヤと笑い出す。
「合コン初めて?緊張してる?」
「えっ、あ、はい……」
あはは、と笑ってみるけど、ダメ。
絶対に顔引き攣っている。
「えーでも、毎週男に告白してるって聞いたけど?彼氏欲しいからここに来たんでしょ」
「はは、まぁ、そうですね」
ここにいる男子は、黒髪でもないし、ピアスも開いている。
爽やかな顔で笑わないし、誠実にも見えない。
おまけに……
「彼氏なんか作らなくたって、気持ちいいことはできるよ、憂ちゃん」
「え?」
「2人きりになれるとこ行こうよ」

