泣き顔フライデーナイト



「……合コン行くのやめれば」

「はぁ?」



急にそんなことを言う桂木に、私は眉を寄せた。



「向いてないよ、アンタに」

「合コンに向き不向きなんてないでしょ」



ふん、とそっぽを向いて私は今度こそコンビニから出る。

チラッと桂木を振り返ると、奴はまだ不機嫌そうに顔をしかめていた。






「腕掴まれただけで顔赤くするくせに、よく言うよ」






そんな言葉は、私には届いていない。