しかし僕は入学式に行きたい気分じゃなかったので、屋上に行くことにした。


優太に『わりぃ』と一言残し、屋上への階段をゆっくり上っていく。


一歩……また一歩……
重い体を屋上へと運ぶ。


そして数分後、やっとのことで着く。


錆付いたドアを押すと、広い世界が目に入ってきた。



誰もいない場所。
やっと自由になれた……。


僕は数歩、歩き冷たいコンクリートに寝転んだ。