HEART ~second ~



「·····結愛


こうしよう




前回のこともあるから、家に1人では置いておけない



今は、前回よりも体力が落ちていて風邪も引きやすい



だから、やはり入院しよう」




結愛は固まる



結愛「··········いや、、


龍太さん、心配しすぎです、、、


大丈夫ですって、

私そんなに弱くないですから、、」



消え入りそうな声で小さく反発してくる


これじゃ、蛇に睨まれた蛙だな、


「入院は入院でも、

学校は病院から通っていい


寝泊まりを病院でするだけと思えばいい



なにかあれば遥太もいる


俺の為だと思って、理解してくれ」



結愛は俺を見あげてぼーぉっとしていた



「·····結愛、きいてたか?」




結愛「学校は、行っていいんですか?」



急にパッと顔が光ったように感じる



「·····あ、あぁ、、」



結愛「では!遥太さんたちのご迷惑にならないように
数字こちらで過ごさせて貰います!」



結愛にとっては、学校にさえ行けるのであれば


もはやなんでもいいのかもしれない




(··········変なやつ·························)



なぜそんなに学校が好きなのか、よく分からん