ほんとは久しぶりに
外食に連れ出すつもりだったが…


(この様子だと今日は厳しそうだな、)



「今日の外食はお預けな?


体力ついたら行こう、」


結愛の髪を撫でながらそう言うと



結愛「…久しぶりのファミレス

行きたかったなぁ……」


馴染みの寿司屋にでも連れていこうと思ってた俺からすると、
結愛のファミレス発言には驚かされた


「…ファミレス行きたかったのか……?」


結愛「あれ、?龍太さん外食って言ってませんでした?

私てっきり、ファミレスであのパフェ久しぶりに食べれると思って……」



車の中で楽しそうなあの笑顔はパフェを考えていたのかと思うと、ふっと笑ってしまった


「そうか、パフェ食べたかったのか


生クリーム没収でも良かったら食っていいぞ」



結愛「没収!!?!」


結愛は今までにないくらいの早さで起き上がった


彼女の頭を抑えまだ寝てろと呟いて続けた



「生クリームなんて砂糖の塊、

結愛の身体に毒すぎるからな。

医者として看過できない」



結愛「そ、そんな、、


生クリームのないパフェなんて

大根のないおでんですよ」


枕に顔を埋めながらなんか呟いてた。