「今日は外食しよう
たまにはいいだろ？」
俺がそういえば、
結愛の顔はパァっと効果音を付けたように明るくなった
ほんとに、クルクルと表情が変わって
（目が離せない）
その可愛さに俺はつい笑ってしまった
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「結愛、ちゃんと吸えてる？」
処置室でｹﾞﾎｹﾞﾎと吸入をする結愛の背中を擦りながら顔を覗き込む
（涙目、というか目が開けれてない
まともに呼吸できてないのに吸入なんてなんの意味もない、、）
俺は吸入のスイッチを一度切った
ぜェゼェゼェ、、、
結愛の荒い呼吸が処置室に響く
苦しいってことは状態があまり良くないということ。
元気になったように見えて、
身体はまだ本調子では無いのだろう
「結愛、落ち着け
1回深呼吸」
結愛は胸に手を当てて肩を上下させて荒い呼吸をなんとか落ち着けようとしている
結愛「ﾊｱﾊｧ、ご、ごめんなさい ｾﾞｪｾﾞｪ
、、、
ほんとに、大丈夫なので続けます、
持久走で走ったあとみたいなだけなんで、ほんとになんともないです」
結愛の頭に手を置いて軽く撫でてから俺は聴診器に手を伸ばした
