勉強そんなに好きじゃないけど
龍太さんのメンツのためにも、成績はよくありたい、、
「が、頑張る、、、
2人は今から部活?」
さえ「そそそ、
今度の演奏会でソロあるから気合い入ってんだよね」
珠里「結局、結愛ちゃん部活は決めた?」
「ううん、まだ悩んでて、、、」
さえ「そっか、吹部はいつでも歓迎だからね!」
珠里「それじゃ、私たちそろそろ行くね!」
「うん、バイバイ
頑張って、、、」
2人に手を振って別れ
私は荷物をまとめて携帯に目を向けた
すると1件の通知。
開くと龍太さんから。
「学校の前で待ってる」と。
3分前にメッセージが来ていた。
窓から校門を見ると見たこと学校ある白い車
私は龍太さんを待たせていることにヒヤッとして急いでカバンを手にして
「すぐ行きます」とだけ送信した。
この校舎は無駄に、無駄に広い
階段を小走りで駆け下りて
靴に履き替えてからも軽く走る
(ああ、待たせてる
申し訳ないいいい)
野球部やサッカー部の声が飛び交う運動場を横目にまだ暑い日の中を急いだ

