「いや、あの、
せっかくのお休みなのに、申し訳なくて」
もちろん隆さんにも申し訳なく思ってるけど。
「まだ時間ありますし、歩いて行けるので
せっかくのお休みなんですからゆっくりなさってください」
龍太「いいから
行くぞ」
嬉しいと申し訳ない、と嬉しい
色んな感情が混ざるけど、やっぱ嬉しい
龍太さんの車に乗りこみ
小さく「お願いします」を呟く
龍太「今日は何限まで?」
「えっと、今日は6限です」
龍太「その後やることは?なんかある?」
「特に、はないです」
しばらく部活見学もオアズケだろうし。
龍太「帰りも迎えに来るから、一緒に病院行くぞ」
「え、」
龍太「忘れてないよな、約束」
「ワスレテナイデス」
龍太さんも一緒かー
いや、吸入見られるの嫌だなー
あれ苦しいんだもん。
私が目を泳がせていると
龍太「………それ頑張ったら気分転換連れ出してやるから、頑張れ」
「…気分転換………?」
龍太「言っとくけど、体調良かったら、だからな」
「はいっ!
楽しみにしてます!」
私は、それはもうとびきりの笑顔で答えた

