……不思議なものだ
教科書を眺めていると目がしょぼしょぼしてくる
二度寝する気にならないと思っていたが前言撤回
眠すぎる……。
ノートには授業中の居眠りした時と同じ、謎の線が描かれていた
(……ダメだ、1回寝よう)
ベットに行く余裕すらなく、机に突っ伏した
「んん……」
身体が浮くような感覚……
?「もう少し寝てな」
私の頭の上から落ち着く声が降ってくる
(……?……??……???)
私は一応誰か確認しようと意識を持っていこうとしたが
瞼が重すぎて開けれなかった
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……
胸元の冷たさに目を覚ました
目の前には龍太さん
寝起きでは未だに慣れない
心臓バクバクだよ
でも音聞かれてるみたいだから
バクバクさせらんない
落ち着いてくれ、私の心臓。
龍太「寝たままで、深呼吸してて」
眠気まなこでとりあえず丁寧に呼吸をする
龍太「うん、いいよ
1本だけ、元気になる注射しておこうか」
この人真顔で冗談言ってりゃー

