私は恥ずかしさに耐えきれず
両手で顔を隠す
が
簡単に龍太さんに剥がされ、
呆気なく龍太さんの片腕にまとめられてしまった
最後の最後に、顔を横に逸らし最後の抵抗を見せる
龍太「ったく
ここまで来て言わないで逃げられると思ってんのか?」
(これじゃまるでヤクザだよおおおおお!!
………あ、ヤクザだった………………………)
私はキュッと目をつぶってなんて言おうか考えてると
首筋に生暖かい感触が襲った
「ひゃあああ…!」
首筋、舐められた、、、?
戸惑ってると首元に何度かキスが落とされた
「ひゃんんん!」
なんか、変な感じ。
くすぐったいのに、恥ずかしいのに
身体の中からぽっとしてくる感じ
(……もっとして欲しいって感じ………
でも、なんか、こんなの恥ずかしすぎる)
龍太「言う気になったか?」
「言います言います!
だからもう……」
龍太さんにやっと解放してもらい
起き上がった時には、なんだか頭がぼうっとして、誤魔化す余裕なんてなかった
「実はあの時………」

