(ダメだ…
眠すぎる……
ちょっとだけ寝よう…
……ちょっとだけ………)
私はそのまま意識を手放した
夢すら見ないほど深く深く、ベットに沈むように眠っていたが奇跡的に夜に目を覚ました
明るかった部屋は真っ暗に。
(…仮眠のはずだったのにだいぶ寝ちゃった
結局ご飯も食べれなかったし今更食べる気もない)
身体を動かそうとすると、その重たさに気がついた
(……異常なほどだるい
身体動かすのがこんなにしんどいなんて)
そこで初めて薬を飲み忘れたことに気づく
これだけはさすがにやばいと思い何とか身体をベットから引きづり出す
バックの中に入ってるピルケースを取り出し、文字通り床を這うように水道に向かう
数メートルがキツすぎる
立つことすらままならない身体はリビングに着いてコップに水を入れたところで限界が来た
コップを持ったまま床に座り込んでしまう
何とか薬を飲むが、それ以上身体を動かすことは叶わなかった
冷たい床に座りこんでいたが今度は座ることすら出来なくなり、上半身を床に倒す

