ありがとうを、君に

私が失恋したその日に、楓人くんと出会っていたこと。

見ず知らずの私に、すごく優しく励ましてくれたということ。

そして、玲香と会った日に楓人くんの顔写真を見せられて、知り合いだと言いそびれてしまったことへの謝罪。


「…そうだったの、あの時に言ってくれれば良かったのに〜!でも、今日連れてきてくれてありがとう!」


「あはは、ごめんね。楓人くんと玲香のこと、見守ります!」


そんな会話をしてると楓人くんが帰ってきた。


「なになに、2人で楽しそうじゃんずるいよ」


「あっおかえり!楓人くん」


「玲香ちゃん、胡桃って学生の時どんな子だった?」


「え、胡桃はね〜、可愛くてモテてたよ実は!でも胡桃が鈍感すぎて…」


「ちょ、鈍感ってなによ〜!」


「ははは、鈍感かぁ胡桃ウケる」