ありがとうを、君に

しばらく歩き、もうすぐコンビ二に着きそう、というところで、また私の携帯が鳴った。


『私、少し早めに着いちゃった!
座って待ってるねん
急がなくても大丈夫だからね!』


玲香は、少し早く着いてしまったようだ。


『玲香!これから、急遽だけど
喫茶店にもう1人連れていきます!
楽しみにしててね! 』


玲香は一体どんな反応を見せるだろう。

ドッキリを仕掛けるような気持ちになって、ワクワクした。

楓人くんと待ち合わせしているコンビニが見えてくる。

楓人くんはもう着いてるかな?


「あっ!いた、楓人くん!」


「胡桃!久しぶり!」


2週間も会っていなかった彼は、いつも通りの笑顔だったが、少しやつれたかのように見えた。