「海だぁ~!」 悠吾んとこの車で海まで来た俺たち。 茗花にとってはじめての海らしく、飛鳥さんを急かしている。 「茗花、着替えましょ。 水着は持ってきてあげたから」 「うん!」 そう言いながらチラッと俺の方を見て ニヤッと笑った気がしたのは… 俺の気のせいなんだろうか…? 「琉生。 早く着替えて場所取りして迎えに行くぞ」 「…場所取りより先に迎えだろ」 「アホ。飛鳥が怒るに決まってるだろ」 …………確かに。 分かる気はするわ…。