茗花は本当に気持ち悪いのか、顔色は悪いし口元に手を当てている。 「…海行きたい」 「このタイミングで言うか」 「…いいじゃん、海くらい」 「発作起きたらどーすんだよ」 「起きたら起きたまでだよ」 …………うん、もういーわ。 お前に何言っても聞かないのはよーく分かった。 「…今回だけだぞ」 「ケチ!……ぁえ!?」 ……今ぜってー勘違いっつーか 聞き違えてたよな 「ほ、本当!?」 そう言いながら身を乗り出す茗花は 本当に嬉しそうだ。