「茗花様、まだ薬お飲みになってないでしょう?教室に戻るのが先です」 高杉はあたしの意見など丸っきり無視で、スタスタと教室に引きずっていく。 「それに、話も山々ありますから。早く薬飲めっての」 誰が見聞きしてるか分からない廊下で、高杉が本性をばらすわけがない。 最後の言葉は、あたしの耳元で紡いだのだ。 「…薬なんて飲まなくても大丈夫よ。最近発作おきてないし」