「……あっ!そうだ、教室に置いてきたんだった…」 「じゃあ奢りますよ。茗花先輩、教室に戻りたくないんでしょう?」 和臣は人の心を読むからある意味怖い。 気付かれたくないことまで、バレそうで。 「ありがとう和臣!ならコレ…っ?!」 メロンパンを手にした瞬間、あたしの身体が揺れてメロンパンが床に落ちる。