「付き合う気があるなら、飛鳥を泣かせないと… 寂しい思いをさせないと、ここで誓ってください。 その気がないなら… もう飛鳥に近付かないで!」 あたしの痛み 苦しみを分かってくれるのは飛鳥だけ。 あたしは飛鳥の痛みや 苦しみを分かっているつもりなの。 「あたしにとって… 飛鳥は、大切な人だから」 あの日も… あたしの隣に 飛鳥は黙っていてくれた。 「…あと一年、猶予を頂けませんでしょうか?」 「……一年後 あたしは貴方にもう一度だけ聞く。 ……さようなら、三神さん」