Dying music〜音楽を染め上げろ〜










如月くんと目があった。めっちゃ驚いてる。




「先生,生徒さー」

「俺ら如月くんに用があってきました。いいですか?」


先生はチラッと見ると「いいわよ」と言って隣の談話室を開けてくれた。


バタッ…



…沈黙



涼はそばにあった椅子に座った。


「俺,多賀涼。後ろの2人は怜斗と恭弥。小中一緒の幼馴染でさ、」



如月くんはずっと無言。



「それでなんだけどさ,」







「ー何の用?」





…喋った。あの中性的な声。





「あっ…」

「要件は何?今帰ろうとしてたから。」


冷たくそう言われて話を戻した。


「あぁ、すまん。」





「俺ら今年軽音楽部作ろうとしていて、それで4人以上じゃないと認定受けられなくて。そんで,如月くん、前にギター弾いてたじゃん?入部してくれないかなって思って。」





「入らない。」



秒速で返事が返ってきた。

うっそはやくねぇか?




「何で?」


恭弥が聞く。さっきまで黙ってたのに。



「それ話す必要ある…?」

「理由は?」

「理由いる?入りたくないから入らないの。自分の意思。」

「あっそう。」



そう言うと2人は睨みあった。






「…バス出るから。」



そう言ってリュックをかづいて出て行ってしまった。






「ほら。」



恭弥がこっちを見て言った。



「もう一回チャレンジすっか〜」



涼は背伸びをした。





すると怜斗が、



「あのさ,俺あいつ見たことある。学校外で。」

「「はぁっ⁈」」