「ねぇ!付き合って!!」

「嫌じゃ」

「彼女にしてください!」

「むーりー」





何度告白しても無理だった。



補習のテストは大悟が毎日教えてくれたから赤点は1つもなかった。



5月の連休が終わると、大悟と昌悟さんは学校に来なくなった。



連絡をしても、返事はあまり来なかった。



大悟と顔を合わせなくなって2か月がたっていた。



季節はもう夏だ。