運命が変えた一夜 ~年上シェフの甘い溺愛~

体に優しいメニュー。胃の負担が少ない料理を作ろう。でも、品数はたくさん用意したい。

気付けばいつもの倍近い食材を買っていた。

ずっと気になっている綾乃。

彼女が弱っているのを放っておけない。

本当は・・・もっと近づきたい。

近付いて抱きしめて、支えたい。



今はそれができない分、料理で少しでも綾乃の心を支えたい。楽にしてあげたい。
もどかしさを感じながら悟はレストランに向かった。