運命が変えた一夜 ～年上シェフの甘い溺愛～

「職場に連絡しなくて平気？」
「・・・大丈夫・・・フレックスタイムで出勤するから・・・」
「え？仕事行くの？」
システム異常は改善したものの、報告書や今後の方向性をプログラマーと話をすることになっている。

「私の携帯・・・」
綾乃が体を起こそうとすると「俺が持ってくるから、少しでいいから休んで。」と悟はそっと綾乃の体をベッドに倒した。

悟はすぐに綾乃の部屋に置いたままになっていた携帯電話を手にして、ラフな部屋着を持ち戻ってくる。

「はい。」
悟の手から携帯電話を預かった綾乃はすぐに会社に電話をした。

気を使って悟は寝室からそっと出ていく。