運命が変えた一夜 ~年上シェフの甘い溺愛~

「キスしていい?」
悟の言葉に一気に照れる綾乃。

「・・・」
偉そうなことを言ってしまったことを悟が怒っているのではないかと不安になっていた気持ちが一気に照れくささに変わる。

「いやだったら、顔背けて。」
少しずつ近づく悟。

綾乃は顔を背けずむしろまっすぐに悟の瞳を見た。

唇が触れる瞬間、ふっと笑う綾乃に悟は微笑み返した。

次の瞬間唇が触れると二人は想いの分だけ熱く熱く口づける。