運命が変えた一夜 ~年上シェフの甘い溺愛~

予定していた3軒の社に回り、ごっそりと仕事を持ち帰ってきた綾乃。
気付けば夕方になり日が暮れ始めていた。

ここからが勝負だ。

急ぎ足で社に戻ると綾乃は真っ先に自分のデスクへ向かった。

そこには・・・

思わずうそでしょと言いたくなるような量の部下や後輩からのメモや書類・・・。
確認するだけで業務時間は終了することが明らかに予想できる。

ため息を隠しながら綾乃はジャケットを脱いで席に座り、ブラウスを腕まくりして片っ端からメモや書類に目を通した。

中には急ぎの案件も多く、翌日の休日出勤は確定した。
それでも間に合わなそうな仕事が山積みだ。

今は2月。新年度に向けて新システムの導入やシステムの更新を求める企業が多く、一番忙しい時期。徹夜で作業をすることも増える時期だった。