藍先輩の危険な溺愛レッスン。

じゃないと、先輩たらどんどん身体を近づけてくるものだから恥ずかしかった。


「知りません、そんなこと言われても私、困ります」


すると彼はニヤッと笑って、とんでもないことを言ってきた。


「オッケー。
じゃあ、さらにもう一段階上にいってみようか」


一段階上ってどういうことだろう。


「え?なんのこと?ひゃっ」


フワッと足が地面から離れた。


先輩は私を担ぎ上げたかと思ったら、すぐそばの部屋に入っていく。


その部屋にはベッドがあったので、背筋がゾッーとした。


こ、ここは寝室。いくらなんでもそれはまずいのでは。


明らかに身の危険を感じた瞬間、案の定ベッドに降ろされてしまう。


ドサッ。


そのまま流れるように押し倒されて彼の下に組み敷かれる。


「待って」


「今から襲うから思い切り抵抗してみて」