「先輩、私の分まで食べないでくださいね」
リビングに足を踏み入れると彼はすでに弁当の蓋をあけていた。
「うわ、愛菜ちゃんの天丼もうまそう。」
私の分まで勝手に開けて見てるし……。
「あげませんよ」
「エビだけ」
「だめ」
「ケチ」
だって、天丼の海老をあげちゃったらなんの楽しみもなくなるじゃない。
急いで、彼からお弁当を奪い返す。
それから、温かいお茶を入れてあげて二人で夜ご飯を食べた。
いつもだったらお店の忙しい母とは一緒に晩御飯を食べれないから、1人寂しくぼっちご飯だ。
そういえば誰かと晩御飯を一緒に食べるなんて久しぶり。
「いただきまーす」
先輩は結局、悩んだ末に焼肉弁当と唐揚げ弁当にしたみたい。
食べ盛りとはいえボリュームたっぷりのこの組み合わせ。
身体も大きいしこのくらい食べないと足りないのかな。
そうだ、明日のお弁当に海老のてんぷらを入れておいてあげようかな。
リビングに足を踏み入れると彼はすでに弁当の蓋をあけていた。
「うわ、愛菜ちゃんの天丼もうまそう。」
私の分まで勝手に開けて見てるし……。
「あげませんよ」
「エビだけ」
「だめ」
「ケチ」
だって、天丼の海老をあげちゃったらなんの楽しみもなくなるじゃない。
急いで、彼からお弁当を奪い返す。
それから、温かいお茶を入れてあげて二人で夜ご飯を食べた。
いつもだったらお店の忙しい母とは一緒に晩御飯を食べれないから、1人寂しくぼっちご飯だ。
そういえば誰かと晩御飯を一緒に食べるなんて久しぶり。
「いただきまーす」
先輩は結局、悩んだ末に焼肉弁当と唐揚げ弁当にしたみたい。
食べ盛りとはいえボリュームたっぷりのこの組み合わせ。
身体も大きいしこのくらい食べないと足りないのかな。
そうだ、明日のお弁当に海老のてんぷらを入れておいてあげようかな。



