藍先輩の危険な溺愛レッスン。

さっき男の人たちに絡まれたときに先輩を彼氏ですって言った時の話を言っているみたい。


「え?」


何をいまさらって気持ちで小首をかしげた。


「そうじゃなかったんですか?」


まあ、これまで彼氏とか付き合ってるとかの定義があいまいだったけど。


「いや、愛菜ちゃんが認めてくれたら昇格できるのかなって思ってたから」


「昇格って何から?」


「ボデイガードから」


「あ、そっか」


ボデイガードにしては……。
あんまり品行方正なボデイガードとは言えなかったような。
だって、護衛対象の私を何回も誘惑したりするし。


「じゃあこれからは恋人として新しいレッスンの開始だな」


「はあ?」


またよくわからなくて小首をかしげる。


彼はいたずらっぽく瞳を輝かせた。


「嬉しいな、じゃあ手取り足取り教えてあげるから覚悟しておいてね」