藍先輩の危険な溺愛レッスン。

ううっ、ドキドキしすぎて心臓もたないよ。


「あ、ほら、よく見てて。次そろそろ面白いのがあがるよ」


「うん」


ヒューンと火の玉が上がっていって、ポンっと音がして広がる。


「わあ、可愛い」


ハートの形になって弾けて消えていく。


そしてまた後から後からハートの花火が打ち上がり夜空に輝く。


ピンクや黄色、赤、水色。


夜空一面が明るくなる。


その時、後ろから包みこんでいる腕の力が強くなった。


「綺麗」


「うん」


後頭部に軽くキスを落とされたから振り返って彼を見上げた。


「フ……」  


目と目があうと、唇に柔らかな感触。


心もとろけそうなくらいの甘いキスをした。


ハートの花火が目に焼きついて、きっとこの夏1番の思い出になる。


この日を一生忘れないと思う。


「ねえ、愛菜ちゃん。ところで俺って彼氏に昇格ってことでオッケーなの?」