藍先輩の危険な溺愛レッスン。

こんな嫉妬丸出しで恥ずかしいけど言葉が溢れて止められない。


「ごめんなさい。私自分のことは信じてって言ったくせに。
先輩を疑ったりして。
ごめんなさい。でもすごく不安で、怖かったの」


「そうか、でももう謝らなくていいよ」


彼はまた私を抱きしめて背中をさすってくれた。


彼は私のもとに来てくれた。


なぜか私を探してくれていたみたい。


「どうして先輩は私を探してたの?」


少し落ちついてからそう尋ねたら、頭のはるか上でドーンッて大きな音がした。


見上げたら赤やオレンジの花火が夜空に上がったところだった。


お花みたいに広がってパッと消えていく。


「わあっ、綺麗」


思わず感嘆の声が漏れた。こうして花火を見るのなんて小さい子供の時以来だ。


「うん、綺麗だな」