藍先輩の危険な溺愛レッスン。

そして杉本くんと協力して嫌がる2人を金魚すくいの場所まで引っ張っていった。


そこまで連れて行ったら抵抗するのを諦めたのか二人並んで金魚すくいを始めだした。


「競争しようぜ」


「望むところよ」


そんなやり取りを交わしながら金魚をすくい始めた。


その並んだ後ろ姿を見たら微笑ましくて、自分のことみたいに嬉しくなった。


「ありがとう、杉本くん」


「え?なんのこと?」


「だって中島くんを連れてきてくれて」


「いや、あっちの大勢いるところはさすがに息苦しいって言うか苦手でさ。
女子達今日浴衣でみんな可愛いし、話しかけてきてくれるんだけどやっぱりまだ僕にはちょっと」


恥ずかしそうに顔を赤らめる杉本くん。


彼も私と同じで異性と話すことが苦手なんだよね。


「そうだったんだ」


そうかそれで私達のところへ逃げてきたんだ。


それでも助かったよ、杉本くん。