なんだろう。この曖昧な言葉のやり取りは。
しばらくたわいもない話をしながら歩いたら私たちは今日泊まるところに着いた
辺りを見渡したらほかの班も着いていてみんなゆっくりしている
「はぁー。疲れた」
「かいとくん。お疲れ様〜」
そんな会話をしていたら雨が降ってきたので私たちは部屋に戻ることにした
ふと、だいきくんの隣にゆなが居ないことに気づいた
「あの、だいきくん。ゆなは?」
「え?ゆな?どっかに忘れ物して取り入ってるよー」
え?、この雨の中を?1人で?
「ちょっと私。傘持っていくね」
「ちょ。、さくらさん。一人で行くの?」
「うん。」
「俺も行こうか?」
かいとくんも一緒に行ことしたけどさすがに悪いのでとめた
私は走ってゆなが居そうな所を探した。
なんでこんなに慌てているのかと言うとゆなは体が弱いのだ。雨に長時間濡れただけで発作が起きて大変なことになる
「ゆなー!!」
叫んでも返事はない。あたりは暗くなるし雨も酷い。どうしよう。、ゆなどっかで倒れてたら
「え!?うわっ」
ズルッ
私は崖がある事にきずかず2mぐらいの高さのところから落ちてしまったのだ。
「痛!!」
足をくじいてしまってもう探せる所ではない
逆に自分の命も危ないかもしれない。
この雨でしかもまだ5月あたりは暗くなると同時に温度は下がる
「うっ。寒い」