キーンコンカーンコン
昼休み終了。そして、掃除スタートのチャイムがなった。
「あ、掃除だ！じゃあ後でねさくらちゃん」
「あ、うん」
こはるちゃん。、いい子だな、仲良くなれるかな。
そんなことを思いながら私は4回に向かう
バタバタ
「あ！さくらさん！」
名前を呼ばれ振り返るとかいとくんが居た。
「あ。、かいとくん」
「さくらさん。、どうせ同じところだし一緒行こ」
そう言ってかいとくんは私の隣に並んだ。、
う。気まずい。初めての会話なのにこんなに静かなのは本当に気まずい。
「さくらさんさ、こはると仲良いの？｣
「え？こはるちゃん？」
かいとくんが、こはるちゃんの事をこはるって、呼び捨てなことに違和感を覚えながらも話を聞いた。
「うん。なんか朝喋ってたから」
「あー。、こはるちゃんは…」
こはるちゃんとの関係ってどうなんだろう。
髪の毛はやって貰ったけど友達みたいに仲がいいわけでもない。
「えっと、こはるちゃんは、クラスメートだよ!!」
言ったあとで後悔した。クラスメートなんて、答え方そんなの、いいわけない。
現にカイトくんともクラスメートなわけだし。
「クラスメートって。、さくらさんww
それ俺もクラスメートだからね？」
ほら、予想通りバカにされた。
「まあ。こはるは良い奴だからさ仲良くしてやってよ。」
良い奴。、まぁ、たしかにこはるちゃんは、いい人だ
「うん。」
それから、掃除を通して私とカイトくんは仲良くなって世間体的に友達？の関係になった。
そして1週間たった日
「ねぇ。かいとくん。こはるちゃんとどんな関係なの？」
私はこの1週間ずっと疑問に思っていたことを彼に聞いた。
「あ、こはる？こはるは小学校からの友達だよ。」
友達。その言葉を聞いて何だか安心していた私がいた事を私は気づかないふりをしていた