「実はさ、婚約者ができたんだ。だから、これから毎日は来れなくなる。」


「さーやが1番大切なのは変わらない、だけど家の都合で会わなきゃ行けない時が増えるんだ。」


と、苦しそうな顔で私の手を握り話始めた。


私はその手を握り返し、


「その人はどんな人なの?可愛い?」


「別に、可愛いとは思わない。ちょっと怖いんだ」

と苦笑いで話す。


「あ、でも同じクラスなんだよ。」