あなたと恋に落ちるまで~御曹司は、一途に私に恋をする~

雫さんの子ども…


すごく…似てる…


あの人に…


「そ、そうなんだ。こんにちは」


僕は、目の前の可愛らしい男の子に挨拶した。


「こんにちは。榊 正孝です。お母さんのお友達?」


正孝君…いい名前だ。


とても礼儀正しく、しっかりしてる。


「そうよ。お母さんのお友達。とても優しいお兄ちゃんなの。希良君は学校の先生なんだよ。理科の先生をしてるの」


「学校の先生なんて、すごい!」


曇りのない真っ直ぐな目で見られたら、ちょっと照れる。


「正孝君は、小学生? えと…中学生かな?」


「小学6年生です」


「そっか…立派だね。背も高いし、イケメンだ。きっと頭もいいんだろうね」


「雫。久しぶりなら、お友達と積もる話もあるでしょう。正孝、あっちで何か乗ろうか」


雫さんのお母さんが、そう言って…僕達を2人にしてくれようとした。