あなたと恋に落ちるまで~御曹司は、一途に私に恋をする~

誠実で優し過ぎるその言葉に、息ができないくらい苦しくなった。


彼氏でもない正孝君に、いつまでも甘えちゃダメだってわかってる。


きっと…彼女だっているだろうし。


でも『お願い助けて』って、勝手にまた心が叫んでた。


あの時と同じように。


『真美ちゃん?』


『正…孝く…』


言葉にならない声。


『ねえ、今から会える?』


『え…?』


今度もまた…私の気持ち、正孝君にさとられてしまった?


この人には全部わかるんだね。


他人のつらさを感じられる心底優しい人。


その優しさに…


やっぱり私は…甘えてしまいたくなる。


『あの公園。あそこに1時間後に行くから。いいね』


『でも、こんなバカな私のために…わざわざ来てもらうなんて…』


『何言ってるんだ。すぐ行くから。公園まで気をつけて来て』