あなたと恋に落ちるまで~御曹司は、一途に私に恋をする~

また艶っぽい目をして…


そんな顔をされたら、私、ドキドキしておかしくなっちゃいそうだよ。


祐誠さんに促されて、私達は着ていた物をお互い全て脱ぎ捨てた。


祐誠さんのたくましい肉体美が視野に入る。


頭のてっぺんからつま先まで、完璧なスタイル。


照れて、どこを見たらいいのかわからなくなる。


ゆっくりと露天風呂に足を入れ、2人でお湯に浸かった。


「気持ちいい…」


最高の湯加減で、源泉かけ流しのなめらかなお湯は、私達の体を芯から温めてくれた。


「お天気も良くて、綺麗な景色も見られて本当に嬉しいです」


「そうだな。久しぶりにここに来れて…良かった」


祐誠さんはしみじみと言った。


日頃の疲れを癒してほしい、そんな気持ちでいっぱいだった。