「どうされましたか?」
慌ててるその人も、またスーツ姿。
年齢は…私より少し上くらいかな?
メガネをかけていて、とても真面目そうな印象を受ける。
「えと、ここに、180cmの長身で、かなりハンサムな男性なんですけど…来ませんでしたか?」
息を切らせながら、その人は言った。
「あ、それ! きっとさっきの人ですよ! つい今出ていかれましたよ」
果穂ちゃんがすぐに答えた。
「そうでしたか。良かった…なら、会社に戻ったんですね。連絡しても通じなくて。ここにいる時は携帯の電源を切ってるみたいで」
「あの! あの人って…どういう人なんですか?」
果穂ちゃんが身を乗り出して、興味津々に聞いた。
「いつも社長が大変お世話になっております」
…社長?
あの人って、社長なの?
「え、え、社長さんって、どこの社長さんなんですかぁ?」
果穂ちゃんは、レジ台から落ちるんじゃないかっていうくらいますます身を乗り出した。
慌ててるその人も、またスーツ姿。
年齢は…私より少し上くらいかな?
メガネをかけていて、とても真面目そうな印象を受ける。
「えと、ここに、180cmの長身で、かなりハンサムな男性なんですけど…来ませんでしたか?」
息を切らせながら、その人は言った。
「あ、それ! きっとさっきの人ですよ! つい今出ていかれましたよ」
果穂ちゃんがすぐに答えた。
「そうでしたか。良かった…なら、会社に戻ったんですね。連絡しても通じなくて。ここにいる時は携帯の電源を切ってるみたいで」
「あの! あの人って…どういう人なんですか?」
果穂ちゃんが身を乗り出して、興味津々に聞いた。
「いつも社長が大変お世話になっております」
…社長?
あの人って、社長なの?
「え、え、社長さんって、どこの社長さんなんですかぁ?」
果穂ちゃんは、レジ台から落ちるんじゃないかっていうくらいますます身を乗り出した。



