「ちょ、お前…待てー!」

止めようとしたがもう律は女子の大群に飲まれてしまっていた。


仕方ない一人で帰るか。そう思い教室を出た


準備がすごく遅くなってしまったため、廊下はすごく殺風景だ。


そんな中、


「天馬くん、今時間いいかな」

「ん?あ、はい」


話しかけてきたのは1人の男の先輩だった。

連れてこられたのは校舎裏


どんな用なんだろうと思ったらいきなり壁に押し付けられた。


「え?先輩なにしてるんすか」


「俺さ、君のこと好きなんだよね
男同士だけど。天馬くん以外考えられない」



…は?

この人今好きって言った?

それ故に男に告白されたとか初めてなんだが