錬金術師とペガサスの恋。


「ずっと我慢してた…だけどもう限界なんだけど、どうしようか司くん」


「類…?」



どんどん類の顔が近づいていく

このままじゃやばい…

触れそうな距離まで来たところで俺は
目を閉じた。



「なーんてね。」


「…え?」

そういいながらさっきまで押し倒していたはずの身体がいつの間にか退いていた。


「取り乱してごめんね。それじゃあ僕はこれで、またね」


そう言い放ち、にこっと笑って保健室を後にした。


「…あの笑顔、どっかで
見たことあるな気のせいか…?」


5分くらい考えたが、思いつかなかった。


「まあ、気のせいか。今は寝よう」


そう思い、保健室のベッドに潜り込んだ。


この時の俺はまだ気づいていなかったんだ。

今日が初対面ではなく

前にも忘れては行けない類との
接点があったという事を…