しばらく沈黙が続く
するとシャトルさんはその沈黙を破ってこう言う
｢……ごめんね、僕に会いたくなかったでしょ？｣
凛々しい眼差しでこちらを見るシャトルさん
それに対して私は
｢いえ、大丈夫ですよ｣
｢そっか、僕あの時つい感情的になっちゃってさ
もちろん樹希君を尊敬してるし｣
｢あの、話ってなんですか？｣
私は途中でシャトルさんの話を遮る
｢……そうそう、僕、今度ツアーを回るんだ
東京と名古屋で、そのツアーにみーこちゃんもキーボードで来てくれないかな？｣
私はその手の話に対しての返しは準備していた
