私を載せると華琉もバイクなまたがりエンジンをつけた。
「俺にしっかり捕まってて」
そう言って私の両手をつかみ自分の腰に引き寄せる
「‥‥っ‥‥ちょ!‥‥」
華琉がする行動にいちいち心臓が持たない‥
「行くぞ」
その声とともにバイクは颯爽と街を駆け出した
早過ぎず遅すぎないバイクのスピードはとても心地が良かった
風が頬にあたり少し冷たい
「余裕そうだな。少し飛ばすぞ」
華琉はそう言うと少しスピードを出した
突然早くなったスピードに私は振り落とされないよう必死に捕まる
「気持ちいね!華琉!」
風にかき消されないように大きな声で言う
「だろ」
自信たっぷりの声で自慢してくる
‥‥普通だったらウザいと思うかもしれないその声が今は少しかっこよく思える

