満月の夜、甘い束縛













計算されたような笑顔でこちらを見る




床に座って私を待ってたと言うように手を広げている。









「俺さ今日猛烈に疲れてんの。だからさ相手になってよ」




その言葉と共に私の視界は回転し、いつの間にか千早の顔が近くにあった。








鼻先がふれあい、私は世界を諦めるように目をつぶった。


















·····何時間たったか分からない






ただ目からは無数の涙がこぼれ落ちるだけ




なぜ私はこんな世界を歩まなければならないのだろう····






痛みつけられた体より心の方が痛かった





私は少し乱れた服で、熱を持った風邪気味の体で夜家を飛び出した。