俺は家でめいを待っていた
もう少しかなー
玄関の外を見ると…

凄く距離が近い男女がいた
女はめいだった
誰だ?  もしかして俺の事嫌いになったのか
マイナスの事しか考えられない
そんなことを思っているとめいが帰ってきた

「こうた、ただいま」
俺は抱き締めていた  めいも返してくれるが嬉しくはなかった
「こうた、どうしたの?」
「何で好きとか言わなくなったの? あいつが好きなのか?」
(あいつって誰?)
「あいつって誰?」 「誤魔化すな、さっきまで近い距離感で話してたじゃん」  「フフッ」 「何だよ、こっちは真剣に…」 
「あの子女の子だよ」 「でも顔が…」「顔は男見たいだけと可愛いよ」
「マジかよ、俺の勘違い 恥ずかし」