鈴木愛美、25歳の人生はそんな甘さのかけらなんてひとっつもなく。

中学高校と得意だった英語をもっと高めたい、なんて思って進んだ短大で平々凡々の成績を収めた。

特にこれと言った特技も資格もない私にいい就職先なんてなく、短大のときに始めた家庭教師のバイトをこなしながら、キツキツの生活で毎日細々と暮らしている。