純粋にギデオンの幸せを願ってしたことだった。 「――ところがさぁ、誰かの幸せを他の人間が推し量れるわけがないって話だよねぇ」 カイムはベッドの上で抱き合う二人を窓の外から眺め、ニタリと笑う。 あの二人は愛し合っていた。 だからこそ思いが強すぎて、相手の望むものが見えてなかったのだろう。