即決だった。だってうち、甘い物に目がないんだもの。とくに成瀬製菓って射場、お取り寄せスイーツの大手! スーパーにある低価格なお菓子も美味しいと言う評判の人気のお菓子会社だ。定期的にいろんなところとコラボもするし、将来就職できればいいなとすら思うぐらい好きなお菓子会社だ。成瀬のお菓子は世界一、なんてキャッチフレーズにも嘘はないとさえ、うちは思っている。
(試作品とか、食べさせてもらえるかも! そう思ったらウキウキしてきた!)
「由紀の目がすごい輝いてる……」
「当然でしょう!」
「じゃあ、早速明日新作を持ってくるよ。学校に」
「本当!? 嬉しい!」
「……だから、協力お願いな」
「うんっ! 絶対良太の女の子苦手を克服させてみせるよ! うち!」
「ありがとう。すごく助かるよ」
うちらは見つめ合い、黙って深く頷き合う。
「「これから頑張ろう!」」
そして、力強く叫んだ。
……こうして、うちらの秘密の協定は結ばれたのだった。
(試作品とか、食べさせてもらえるかも! そう思ったらウキウキしてきた!)
「由紀の目がすごい輝いてる……」
「当然でしょう!」
「じゃあ、早速明日新作を持ってくるよ。学校に」
「本当!? 嬉しい!」
「……だから、協力お願いな」
「うんっ! 絶対良太の女の子苦手を克服させてみせるよ! うち!」
「ありがとう。すごく助かるよ」
うちらは見つめ合い、黙って深く頷き合う。
「「これから頑張ろう!」」
そして、力強く叫んだ。
……こうして、うちらの秘密の協定は結ばれたのだった。

