お願い、名前を呼んで。

翌朝、目を覚ますとまだ5時になったところだった。
流石にあんなに早い時間から寝てしまったら、早朝に目が覚める。

隼人はベッドにはいない。
シャワーの音も聞こえない。

どうしたんだろうと不安になった時、ドアの開く音がして、隼人が帰って来た。

「おはよう。こんな時間にどこ行ってたの?」

「コンビニ。優香の物も色々買って来た。何も準備持ってないだろう。」

そう言うと旅行用の洗顔や化粧水、ヘアケア用品、それに下着まである。

「隼人がこれを買ったの?」

「そうだよ、恥ずかしいから、いつものコンビニじゃなくて、一つ離れたところに行ったけど、顔から火が出るかと思った。」

「ありがとう。」

私はそれを想像して笑ってしまった。

その後、一緒に入ろうとする隼人をなんとか阻止して、シャワーを浴びた。