ホームルームが終わり一時間目は移動教室だから皆移動を始めている。私も親友の白石琴葉、通称琴ちゃんと移動し始める。
「琴ちゃん、最近彼氏とどう?」
「うーん。なんかうまくいってんだかいってないんだかってって感じかなぁ。」
「そうなんだ…」
「そう言う朱里は??」
「え?私?私は好きな人もいないよぉ~(笑)」
「へぇ~?」
「ほんとだってば!」

話してるうちに教室についた。
皆、自分の席に座っている。私も、椅子に座った。

一時間目の授業が終わった。
「は~ぁ。疲れたー。」と独り言を言いながら席に着いた。
二時間目、三時間目、四時間目と授業は終わり、お昼の時間になった。

「朱里~一緒に食べよ!」と琴ちゃんが言ってくれた。
「いいよぉ~!わぁ琴ちゃんのお弁当おいしそうだね!」
「えへへ、そんなことないよぉ~」